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ま~るい地球

ま~るい地球

音楽生活

ピアノを始めたのは3歳の時。近所のお姉ちゃんが弾いてて「やりたい」と言いました。幼稚園では「音楽教室」なるものがあって、みんなはそこで、オルガンを習います。でも私はみんなと一緒が嫌でした。幼心にも、「オルガンよりピアノの音がいい」と思っちゃったんですよね。

小学校に上がる頃まで、優しい女のピアノの先生のところに通いました。オサム君と一緒の時間帯で、お子ちゃまクラスはレッスン半分、ドイツ語と音楽記号のお勉強半分でした。いまさらに思うと凄い英才教育ですね。で、お互いレッスンが終わると、先生とおやつタイム!牛乳の代わりに麦茶で。(牛乳キライで飲めなかった・・・)

先生がドイツ留学されると言うので、先生の先生に当たる人に習うことになりました。厳しかった・・・。楽譜どおりに弾いても「感情が入ってない」と合格点にはならず。小学生にどこまで求めるんだか。この頃、ピアノの練習時間は3時間。「このまま頑張っていれば、あの優しい先生が帰ってくる」と信じていたのに、先生はドイツで結婚しちゃいました。つまり、もう私のレッスンはしてくれないということ。でも、このままこの厳しい先生についていけば、音大間違いなし!と思いきや、「遠いから」と理由で、先生を変えられてしまった5年生。

今度は確かに優しい。深くは求めない。暗譜したらそれだけでものすごくほめられました。でも、音楽の道は趣味へと移行して行ったのです。ピアノを始めて20年余り、ロシア留学をきっかけにピリオドを打ちました。ロシアでは、耳を養ってきました。小さい頃に何度か、コンサートやリサイタルに連れて行ってもらいましたが、さほど記憶にはないのです。ロシアで、たくさんの演奏を聞きました。

2002年12月15日ギャラリーで、プチプチコンサートを開きました。偶然知り合ったビオラ弾きと彼の仲間たちとよき音楽パートナーと一緒に。何年ものブランクを経て弾く私のピアノはたどたどしくって自分でも泣きたくなりました。企画者がめげるわけには行きません。18番の「月光ソナタ」だけは完璧にして、あとのアンサンブルも、よき相棒とヤ○ハの練習室を借りて前練習しました。

この企画で大発見をしました。「楽譜を見ても弾けない」と言う方がメチャクチャ格好よくピアノを弾きこなしているんです。彼の楽譜は全部コードで書かれています。憧れの方です。

その後、一回だけBARで弾かせていただきました。今はシンセで遊んでいます。実家に行かないとピアノがないので。4畳の部屋にピアノは置けない。
嫁に行く時には持って行かせて頂きます。


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